基本理念

『予防を考える』

1:間食について(シュガーコントロール)→長い時間糖を口腔内に停滞させてはいけない!!!

 

お砂糖(ショ糖)が含まれる食物が口腔内に入ると、口腔常在菌が糖を摂取し酸(乳酸)を産生する。

そしてその常在菌の中のミュータンス菌がプラークを作り、細菌の塊となったプラークが歯の表面に多く付着し雪のように積もる。細菌が作る酸によって酸性になったプラークが歯面に停滞、よって歯の表面が溶け(脱灰)むし歯ができる。

 

この様に、甘い物やジュースなどを口腔内に入れることによって、多くのプラークが作られ、歯の表面はプラークでいっぱいになり、虫歯が増えて行く。

ここで、間食の回数を控え、のどが渇いたらお茶かミネラルウォーターにすることで、プラーク形成は抑えられ、虫歯抑制にもつながると考えられる。

 

究極、1日の食事回数を3回として、おやつなど食べず、のどが渇いたらお水やお茶にしておれば、プラークの形成は少量ですみ、むし歯にもなりにくい口腔内環境になる。

そして、ご飯時にはお腹が空いており、偏食も減る。

以上のことより、歯磨きは三食の食後だけで良いことになり、充分に口腔内は清潔に保たれるはずである。

 

2:お砂糖(ショ糖)の含まれる飲み物

スポーツドリンク・コーラ・サイダー・味付きの天然水・乳酸菌飲料

 

お砂糖(ショ糖)の含まれるお菓子

チョコレート・クッキー・グミ・アメ(のど飴も)・ケーキ・アイスクリーム

 

3:お砂糖の毒性(ブドウ糖=ショ糖+果糖)

ぶどう糖は脳の栄養となるが、摂取しすぎると毒になる。では、どのような病気になるのかを簡単に列記してみた。

 

*糖尿病・・・血糖値(血液中に含まれる糖分)がとても高い状態を指しています。

普段、我々の尿からは糖は検出されないが、糖尿病患者では血糖値が高いが結え、尿中から糖が検出される。そして、その毒性として次の症状が現れる。網膜症(目が見えなくなる)、腎症(腎臓機能が低下)、末梢神経障害(体の自由がきかなくなる)。

 

*骨折・骨粗鬆症・・・糖をたくさんとるとカルシウムが体から排泄され、骨が弱くなる。

*肌荒れ等・・・ビタミンB1などの栄養素が排出され、不眠・便秘・肌荒れ・肩こり、記憶力の低下、認知症の遠因にもなる。高校生のクレーター状のニキビ面は、糖の取り過ぎが原因になる。

*低血糖・・・お砂糖の過剰摂取により、体が血糖値を下げようとして、インシュリンが大量分泌し低血糖になる。

*切れやすい人・・・低血糖が原因とも言われている。これは、低血糖になりその血糖値を上げようとしてアドレナリンが萌出され、そのアドレナリンによって凶暴になるそうだ。

 

4:一日の摂取量は、25g、ティースプーン妬く6杯くらい。(WHO)

この基準はかなり厳しいもので、たとえば、コーラ500mlで約55g、スポーツドリンク500mlには約33g、缶コーヒー200gには約15g、野菜ジュースや100%の濃縮還元果汁ジュースにも25g以上の糖分が含まれている.。

 

虫歯だけを考えるなら、砂糖の摂取量ではなく、口腔内の歯牙がどれだけの時間糖類に触れていたのか?さらされていたのか?を考えなくてはならない。要するに長い時間口腔内にお砂糖が存在すればどんどんプラークは作られるからである。

 

『健康のための矯正歯科治療』

歯並びを治し、虫歯にならない、歯周病になりにくいお口の中の環境を子供の頃から整えましょう!!!

矯正治療の症例